2007年12月
   12月19〜20日  コネファ(湖北ニューファーマーズ)視察研修
今年も毎年恒例のコネファ主催の視察研修旅行が開催された。
僕は旅行は2回目。二回目にして視察担当という大役を担うことに・・・。

メンバーのみんなが楽しめるように、また有意義な研修となるように、
試行錯誤を繰り返し、さまざまな人々の協力を得て準備をし、いざ視察旅行へ
繰り出しました。
一日目は淡路島へ。

まず、久しぶりに見る海に感動。乙女パスタに感動。

滋賀県には琵琶湖があるので水面は見慣れているはずが、やはり母なる海の偉大さには
感動せずにはいられなかった。

その感動の余韻に浸りつつ、淡路島上陸。野島断層へ。
断層を保存する建造物。その前にたたずむコネファのメンバー・・・・・・と、目に入るのは「臨時休業」の文字。
しかも、その日からであった!

間の悪いこと、この上なし。

仕方が無いので建物の裏へ回り、ぎやまん(ガラス)越しに断層を見学。
何となく満足した。これこそが阪神大震災の激しさだった。

続いて淡路農業技術センターへ。

ここでは、畦畔被覆植物の「ヒメイワダレソウ」 「柑橘類のタイヤプランター」などを見学。
コネファのメンバーは稲作農家が多いせいか、とくにヒメイワダレソウに関心が高かった。


いつになく真剣な表情のコネファ会長。
ヒメイワダレソウへの関心度が分かります。

後日、このヒメイワダレソウを栽培、さらには販売も視野に入れた部会を立ち上げる案が浮上。
こりゃあ、一大プロジェクトになりそうだ!

続きまして、2日目。

午前は兵庫県は宝塚市、「中西ハウスセンター」さん、
午後は京都府、「KTC]さんへ視察予定。

バスの運転手さんと相談しながら、迷いながらも何とか「中西ハウスセンター」さんへ到着。
こちらはかなり大きな野菜農家で、親子で協力しながらトマトやイチゴなどの施設野菜を中心に経営されている。

生産者としてのこだわりや、プライドを感じさせる
強い芯のある社長さんでした。

施設でイチゴを栽培している僕としては、かなり勉強になった。

自分だけではなく、地域を引っ張る野菜農家になりたいと思いましたね。


最後の視察先は「KTC」さん。

機械を触る人なら誰でも一度は手にする工具を製造する大手メーカー。
工場内を見せてもらい、立派な「ものづくり技術館」も堪能させていただいた。

企業としてのこだわり、自家発電装置、屋上の癒し空間、来客への心遣い。
どれをとっても大企業のなせる粋なものばかりでした。

特に印象に残ったのは、5つのS つまりは5S
整理、整頓、整列、清掃、躾。これを徹底されているということ。

やはり、大企業ともなれば、企業理念というものを会社全体に浸透させなければならない。
企業としての奥深さを感じさせるありがたいお言葉でした。



と、言うわけで本年度視研修察旅行は幕を閉じました。
僕のような若輩者が視察担当だったので、多々失敗もありましたが、

メンバーからは有意義な旅行だったとの感想も聞かれ、
結果としては良かったのだと感じることができました。

最後までお付き合いいただき感謝します。
今回視察を受け入れてくださったみなさん、ありがとうございました。

そして、視察旅行に参加してくれたメンバーの皆さんお疲れ様でした。




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